建設業の週休二日問題
建設業の人手不足の原因のひとつに「きつい」があげられます。
きついには、「肉体にかかる負担、疲労」という意味と「労働時間の長さ」の双方があります。
労働時間の長さの解消のひとつに、週休2日の定着がありますが、なかなか浸透しません。
行政側は週休2日の促進を進めようとしていますが、成果をあげるのは難しいようです。
週休2日の実現が難しい理由ですが、建設現場目線では、
- 工期が守れなくなる。
- 収入が減る。
- 建設業の慣習が変らない。
などが挙げられています。
それぞれの打開策は、
工期が守れなくなる。
→そもそもの工事スケジュールの設定の際、週休2日前提で策定する。
収入が減る
→生産性を向上させ、人件費をあげる。
建設業の慣習が変らない
→啓蒙、教育、指導の強化
などなど考えられます。
しかしながら、行政、発注者、建設業界で「本気で週休2日にする」と決心しないかぎり、週休2日については、ずーっと「定着しない」ことが課題として残りそうです。
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